共用の送信サーバ(送信元IPアドレス)および標準のエンベロープFrom利用者がもたらす影響は、
それらを利用している全員に波及いたします。
悪い影響もあれば、良い影響もあり、一概には「共用・標準だから良い(または悪い)評価になる」とは申し上げられず、又、到達率という観点でいえばこの評価だけが全てではありません。
差出人アドレス、エンベロープFrom、メールの文中に含まれるURLのドメインと数、配信頻度、リストの信頼性(※)など、様々な評価軸があり、そこに各受信者の迷惑メールフィルタの学習状況が加わって到達率が変動するため、共用サーバを利用されている方同士であっても、状況が変わります。
※メールアドレスの収集がシングルオプトイン方式の場合、第三者が勝手に登録した不正なメールアドレスも存在するため、評価に悪影響を及ぼすリスクを抱えています。実際にそれらをきっかけとし、Gmail等で受信拒否につながった事例もございます。
ただ、他社の影響を受けにくくし、インターネット上における貴社の配信内容やドメインへの信頼性を高めることを目的とした場合、昨今の時流を鑑みますと、「ダブルオプトインで堅実なリストを収集のうえ、エンベロープFromとメール送信サーバを専用の内容にカスタマイズすること」をおすすめいたします。
尚、共用サーバにおいて著しく悪影響を与えると判明したご契約者様におかれましては、弊社より個別にご案内を行なっており、適正化に努めさせていただいております。